氷魚のお気に入りの歌一覧
緋色
何年か前とか後に出会えれば良かった と言う一人と一人
16
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蓮見
一度だけ わたしの頬に 触れた君 思わせぶりの 蝉が鳴くころ
23
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トーヤ
もう一つ二つ三つと切り捨てよ伸ばした髪と染み付いた嘘
12
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風橋 平
いっせいに時計の針が空をさす零時は見えぬはじまりのため
14
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詠み人知らず
なにかこう焦ったような湿り気をまとって春はまつげを滑る
7
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のびのび
バスタブに緑の粉を振り入れて長湯をしようお疲れ!あたし!
3
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敷島ヤマト
信じたいだけかもしれない 流れ星落ちていくのをただ見守っている
5
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ベイジー
満月を詠うコトバが見当たらず 「ミカン色」だけ 思いつくだけ
13
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半格斎
関山の花房摘みしきみの上の空の青さに花びら流る
10
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狭霧
陽を砕く早瀬のぼれる若鮎の鱗きらめく初夏は来にけり
10
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卯月
遠回しに「諦めなさい」と言われている気がする提出締切間際
4
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羽
ほんとうの痛みは歌に詠めなくて過ぎたかなしみばかり振り向く
37
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夏嶋 真子
ピタゴラスの三角形の美を帯びる老哲学者の嗄れた声
10
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海生ろらび
夏誘ふ青も今宵はしめやかに 黒揚羽入る 通夜の裏庭
13
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光源氏
花の香に誰や心をとどむらん袖の涙で夢を見るまでに
16
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はな
すき、きらい、すき、きらい、すき、こんなことしているうちに春など終われ
22
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白亜
たましいを故郷に還そう いっさいを波にゆだねて遊ぶ 夏の日
13
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風橋 平
明るさでごり押しできぬ絶望を見よ この手には抱くものがない
15
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薫智
静寂に見上げる空の三日月は静かに笑う母性のように
21
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まるたまる
少しづつシンクロ率が落ちている「大丈夫」って証拠がほしい
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