ひげじぃのお気に入りの歌一覧
茂作
不揃ひの痩せて殘した蘿蔔の 肥さ叶ひて今日の採り入れ
12
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横井 信
木から木へ渡る冬鳥 高鳴いてマスクの息の白く漏れてく
12
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KEN
ほしぼしと さへざへ競ひ しのに咲き 熔けて凍てつく 山茶花の色
15
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名鈴
散り積もる 木の葉を濡らす むら時雨 名残に袖も 色に染めけり
22
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葛城
趣味会に誘い受けしは去年のこと仕事にあらずば苦もなく続けり
13
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桃山
出先でのランチは止めて食卓のポークチャップは昨夜の残り
11
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ななかまど
雪ふくむ虎落の風の吹きたれば夢にでて咲けエーデルワイス
11
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横井 信
霜ひかる冬の田んぼの長い影 僕の背中で朝陽は揺れる
15
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うすべに
陽だまりに藁焼く人の長い影 稲孫も黄色に刈田のすずめ
9
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仔柚
怒っても目だけは見ないようにするだって見たら許しちゃうから
4
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茂作
ひがし茶屋友禪纏ふ乙女子が 和傘と開くお澄ましの顏
15
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舞
いつの日か子抱く子らよこの時を愛しみすごせ、父母に抱かれ
13
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名鈴
との曇る 空も心も 耐へかねて 後夜に降りけむ 密かなる雨
16
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葛城
煤払う用意に開けし物置の片付けがまず先決となり
11
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うすべに
傾いて冬の西陽のあたたかさ 干し柿ゆれる土壁に影
11
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河のほとり
ぬばたまの夢覚めにける寂しさも今朝こそまされ秋のはつ風
9
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河のほとり
さらぬだになぐさめがたき山里のさびしさまさる秋は来にけり
6
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滝川昌之
落ち葉焚き掃いた駄賃の芋一つ焼ける間冷えた身体温めて
15
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萱斎院
つゆのよの跡なき庭に 玉かとぞ問ひしむかしを嘆きつるかな
12
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茂作
また逢ふを近くに思ふ墓參り 別れし後をあまた語らん
14
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