詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
代り映えせぬ一日の歌日記三十一文字を如何にまとめむ
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詠み人知らず
香りきて秋深みゆく栗山に賑わう子等のこだまが躍る
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詠み人知らず
日野川を登りて深き里山に曇華朱朱染めて秋ゆく
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詠み人知らず
福々しき嬰児 抱く母の裾 ぎゅっと掴める 兄の寂しさ
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ひよこ豆
雨降りの窓に小さなアマガエル必死に張り付きじーっと我慢
15
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コタロー
秋の夕郵便受けにポトリ落つネットの商品心が踊る
5
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舞
仕事愚痴家には入れぬ男の子なる小さきながらもこれも覚悟と
8
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幸子
伝記ぢやなく歌人論ぢやなく歌集読み初めてあなたと二人きりになる
16
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石川順一
旭日旗ヴェランダに見ゆ森へ行く中学生らの少年野球
11
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夏夜
夜風の寒さを感じつつ一人飮み過ごす秋の夜長かな
6
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詠み人知らず
隠し玉まるで煙幕張るように鬼ノ城終日独り隠れんぼ
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もみじ☆彡
逢える日をまつ虫の音も頼りなく 紅差す指は秋風に揺れ
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しずく☆・.…。
鞍馬寺 秋澄む夜の 義経を 偲ぶ旅路に 一陣の風
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滝川昌之
切り花と並べて売られ勘違い「見せるだけよ」と澄ましたカボチャ
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大獏
あめんぼが疾る水面 いくつもの波紋に押され秋天揺れる
10
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石川順一
神社の木団栗の木の伐採の跡の枝々青き実だらけ
11
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横井 信
ドアを開け冷えた空気へ踏み出した僕へと響く鳥の呼びかけ
11
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横井 信
鮮やかに色づく柿に忍び寄るカラスの見てる荒屋の窓
12
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夢士
空青く柿の実たわわ日に照りて朝餉食みをり一羽の烏
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KEN
かんなづき ひとなしづきに 暦止め もみぢの奧で 哀しむ祠
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