まぽりんのお気に入りの歌一覧
只野ハル
幸運の星は雲間に隠れゆく鷲宮の巫女待ちつつあれど
8
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吉野 鮎
むくげ散る朝の道の水たまりふわぁり跳び超す脚長ききみ
12
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吉野 鮎
全方位蝉四重奏響く朝ひさかたの光眞盛りの夏
11
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吉野 鮎
旋囘の機窓に眺む陵の緑陰深き鍵穴意匠
13
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さえね
窓からの夜風浴びつつひと缶のよなよなエールを何より愛す
10
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ななかまど
収穫を終えし玉ねぎ下げおれば身を太らせし根のいじけたる
9
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滝川昌之
五日目で覚えた頃にはもう終わる蝉におよばぬラジオ体操
17
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滝川昌之
明けたかと梅雨雲の無き空に問う野分ゆけばとまだ重き南風(はえ)
17
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詠み人知らず
梅雨明けてじんじんと染む夏蝉の命の熱唱聞え来るなり
9
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詠み人知らず
手を離れ星となりたる螢火の「すーつと」舞ひ上ぐひと筋のひかり
8
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コタロー
朝顏が萎みかけたる炎晝の四葩は白く枯れかけてゐる
10
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コタロー
ジリジリと今を盛りに蟬逹は樹々の中から一齊に鳴く
7
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コタロー
睡蓮の涼氣漂ふ古池を蜻蛉たちがスイスイ飛びぬ
7
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コタロー
炎晝を二羽の烏が嘴を大きく開けて耐へてゐるなり
7
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灰色猫
深海の魚のようにゆらゆらと愛を求めて歩く東京
22
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灰色猫
捨てられた子猫を撫でる温もりを求めていたのは僕のほうだね
19
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カモメとスミレ
日を透かし木槿の花びらやはらかく琵琶湖疏水に陰翳落とす
9
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カモメとスミレ
懐かしき面影探し彷徨へば地図破り捨てひとりゆく旅
7
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詠み人知らず
マスメディア横文字氾濫ごちながらカタカナの辞書傍に老いの坂
13
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舞
迷いつつ明日を探して気が付けば吾れに残さる今日と昨日と
9
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