舞 のお気に入りの歌一覧
口天人言
指先に 何かあふれた 觸れるのは バラといふバラ 赤みに染まる
4
もっと見る
うすべに
広がった庭の空からさす冬陽 障子にうつる小枝ふるえる
12
もっと見る
横井 信
満月の東に昇る冷え込んだ冬の梢で百舌鳥は高なく
14
もっと見る
茂作
散り敷ける朽ち葉彼方此方蹴散らして 枝を貫き吹ける木枯らし
15
もっと見る
名鈴
今日もまた 都は並べて 平らかなり 鄙の憂へは 隠ろへばまむ
16
もっと見る
千映2
舗装なき凹みに張った碓氷靴の踵で割る子の楽しみ
11
もっと見る
葛城
朝日射すまでの命よ白妙の雪を被りて庭は静まる
18
もっと見る
名鈴
あだに鳴く 夜の烏の 空頼め ころくころくと 胸を騒がす
30
もっと見る
ひげじぃ
眠剤を服む窓外の何処より嬰児泣きて凍星の冴ゆ
20
もっと見る
ななかまど
風あらぶこの季節こそ楽しめとプラタナスの葉空に舞いおり
21
もっと見る
水色一揆
風巻いて枯葉降りくる我が夜に胸刺し通す凛冽の月
8
もっと見る
横井 信
冬空に列をなしてく鳥影の越えてく山はもう雪の色
11
もっと見る
こうは
冬になり期待していた積る雪なかなか積もらずああ雪合戦
12
もっと見る
萱斎院
霜さへもとどめで過ぐるかざはなに 霞むつれなきよはの月影
8
もっと見る
青き銀椀
ひび割れし線こまやかな薄氷にこころ分けてし何をか捜しぬ
10
もっと見る
へし切
冬の夜の眠り覚ますか虎落笛 枯れ木の嘆きを聞くがごときに
23
もっと見る
千映2
逢いましょといえる条件整わず辛さを見せぬ大人で暮らす
13
もっと見る
朝比奈
山眠る冬将軍の駆けり来て間なしに覆う白き峰々
20
もっと見る
茂作
吉野ケ里案内の翁それとなく 此處は卑彌呼の舘たるべし
15
もっと見る
KEN
小望月 暮れ行く頃に 降り初めむ 小雪の燈る 風の曉
16
もっと見る
[1]
<<
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
>>
[653]