横井 信のお気に入りの歌一覧
草木藍
忙しない日々を逃れてゆっくりと乗ってみたいなあの観覧車
12
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小林道憲
わが友の心の中の悲しみを 汲めずに話した一言を悔ゆ
8
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痴光山
秋彼岸妹を送りて三十路増し孤なる刻字を指でなぞりぬ
9
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滝川昌之
次の雨が秋の空気を呼ぶという予報士信じて止む蝉しぐれ
16
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ななかまど
風見鶏いずこを向くか国連にゼレンスキーがシャツでのぞめば
13
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葭堂
宣教師 神と一緒と のたもいながら 神社の石碑に 座るなボケ
3
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へし切
思い出は何時しかぼんやりセピア色 僕の頭の中の 消しゴム
14
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音蔵 雅秀
六十は 老ひと思へど吾が歳の 二十年前早きものかな
5
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舞
わが家へと帰る道々家ごとの夕食の香り足も急かされ
12
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詠み人知らず
曇り空 水を落とした 一滴に 朝の光が 晴れると告げる
7
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茂作
長月といへども聞けぬ蟲の聲 種まく時節を迷ふこのごろ
15
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び わ
囲碁の会秋の模様楽しみつ友の指す石さすがと眺め
7
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萱斎院
おもへども雲居にまどふはつかりの なかの衣のはかなさ知らで
6
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水無月
ゆっくりと優雅に羽を煽がせて涼む黄アゲハ薔薇の葉の上
8
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詠み人知らず
書くことで 夢を叶える 毎日に 人生返し これぞ天命
4
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うすべに
ちらほらと庭にむらさき萩の花 間にあうよねと浮かぶ三日月
9
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滝川昌之
怒鳴られて仕事のミスでへこんだら無心になるまでバッティングセンター
13
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ななかまど
夏はまだ居座っておりもみじ葉はあきらめ顔でただ天を見る
18
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音蔵 雅秀
心地良く 風家の中吹き抜ける 外は炎天なれど最高
3
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舞
うつむいて地上の花を探しては気付けば夜空満天の星
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