横井 信のお気に入りの歌一覧
小林道憲
魂が躰のなかで泪する しずかにひととき泣かせてやりぬ
6
もっと見る
うすべに
鐘の鳴るつるべおとしをなぐさめる 黄色ふかめる上弦の月
11
もっと見る
滝川昌之
居酒屋で追加オーダーするごとく俺の麻酔を指示する歯科医
15
もっと見る
ななかまど
我のこと時に小さくさらけ出す一期一会の旅の出会いに
16
もっと見る
詠み人知らず
歩きにて 腰の爆弾 ぶら下げて 買い物行くか 悩む年齢
4
もっと見る
音蔵 雅秀
夜空染む 花火大会華やはり トリの息呑む儚絶景
3
もっと見る
なりあきら
気まぐれな 秋空に浮く 月なれば 雲に隠れて 姿も見せず
4
もっと見る
舞
角打ちの苦が酒を呑む男の子らのやさし背中の戦士の休憩
7
もっと見る
び わ
彼岸花子茎六本不思議にも一つ劣らず美しく咲き
7
もっと見る
茂作
妻のいぬ一夜と知るやきりぎりす ゐたくな鳴きそ聲ぞ哀しき
14
もっと見る
仙人の弟子
夕暮れのやさしい光しみじみと なぜか切なき夏の思い出
8
もっと見る
萱斎院
ふたばより心かけにしむらさきの まがきの菊もうつろひにけり
11
もっと見る
滝川昌之
連れションの中学校の廊下にて打ち明けられた友の初恋
15
もっと見る
うすべに
重そうにゆれる稲穂の赤とんぼ 鴟尾ときそって翅きらめかす
12
もっと見る
痴光山
秋の夜は大辞林、漢和、古語辞書を繰りつつこころを詠みて愉しむ
5
もっと見る
ななかまど
日輪のほのかに弱くなりゆくを日がな見つめる秋桜の花
16
もっと見る
小林道憲
ヒュルヒュルと咲きのぼりゆくクレオメの 秋の日和を 風に揺れおり
6
もっと見る
へし切
夏の彩 花やまぼうし白しろし 朱き実のなる秋もまた好し
16
もっと見る
音蔵 雅秀
一面に 黄色き絨毯敷きつめて 秋を告げるやキバナコスモス
7
もっと見る
音蔵 雅秀
尾を引きて 次々上がる大花火 夜空彩る夢のひと時
5
もっと見る
[1]
<<
179
|
180
|
181
|
182
|
183
|
184
|
185
|
186
|
187
|
188
|
189
>>
[2054]