KENのお気に入りの歌一覧
音弥
腸呼吸ドジョウをヒントに開発のエヴァ法早く一般化なれ
8
もっと見る
へし切
はやる気を抑へて望むワクチンのなかなか番の巡り来ぬ中
12
もっと見る
滝川昌之
シチリアの風を溶かしたレモネード デキャンタの汗爽やかにふく
16
もっと見る
うすべに
梅雨入りの知らせ聞いてもほととぎす まだ聞こえないぽつり雨音
6
もっと見る
横井 信
雨に濡れひかる若葉の並木にはぽつりぽつりとひなげしの花
11
もっと見る
恣翁
馬乗りに 椅子に跨がり 往来を 暇に飽かせて見下ろせるかな
12
もっと見る
あぶく
街路樹の緑こぼれた雨あがりウーバーイーツの飛沫がはしる
12
もっと見る
ななかまど
物干しの真白きシーツ秩序なく揺れて物憂い夏の入り口
10
もっと見る
名鈴
雨雲に 暗む皐月の 空晴らす 帰り来らるる 君が言の葉
12
もっと見る
滝川昌之
車窓には凛々しくなった夏山が濃さを増しゆく白雲載せて
16
もっと見る
へし切
諸人の挙りて祝うことなくば聖なる五輪と言うのでしょうか?
12
もっと見る
横井 信
田園ののどかな風に舞う蝶の水辺に遊ぶやさしいリズム
10
もっと見る
御宿川蝉
誰がために 啼くやみ山の不如歸 離れしままの 人に屆かむ
9
もっと見る
へし切
五月雨に寝も寝られずに短か夜の夜深く鳴きぬ山ほととぎす
15
もっと見る
ななかまど
右の手と左の足が躊躇なく動き出すとき手応えのあり
8
もっと見る
艸介
余る字と余らない字と足りない字 音の切れ目と切れない音と
4
もっと見る
柊+
待ちてとく とけば乱るる黒髪を 宥めるがごと飾る紫陽花
12
もっと見る
名鈴
師は有らで 一人で学び 実求め 国の内外 一人見歩く
9
もっと見る
滝川昌之
掴もうとウリ科の蔓はこの初夏の光も風も手当たりしだい
19
もっと見る
横井 信
窓の無い夏につながる真っ黒なとびらの前で歩みをとめる
9
もっと見る
[1]
<<
179
|
180
|
181
|
182
|
183
|
184
|
185
|
186
|
187
|
188
|
189
>>
[598]