滝川昌之のお気に入りの歌一覧
藍子
白き球行ったり来たりの応酬に球技大会歓声大きく
10
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舞
みどり葉の優し木漏れ日ゆらゆらと揺れて照らさる花楽しげに
7
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び わ
しょぼしょぼとかすむ目の中鮮やかなまつばぼたんがしっかりしてと
8
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つちだゆういち
チャオちゅーる頂くまでは罷らない抱っこをすり抜け壁で爪とぎ
12
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KEN
もちづきを過ぎた明かりに絹の雲泪を耐へる眼にも似て
17
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詠み人知らず
訪ひを喜ばるれば能ふかぎり時こじ開けて見舞いに行かむ
14
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詠み人知らず
渦巻ける感情抑えもきかざれば滲む廊下を足早にゆく
14
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詠み人知らず
和き笑み吾の目交ひに見せ給ふ固持せしものは病に失せしか
8
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詠み人知らず
よく似るも吾ゆ冷たく青白き生れて初めて握りし父の掌
13
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詠み人知らず
三年ぶり眼は活きて御座するも身はふた回り約まられたり
8
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夢士
見え隠れ傘をかぶりて雲の影窓辺に立ちて眺む満月
20
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夢士
そこここでケロケロケロと歌ふ声蛙の合唱うたのわの園
15
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へし切
改めて働く者を苦しめる易きと説ける法ぞ悲しき
19
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えこ
膝上のスカートはもう着れないとショーウィンドーに告げられる朝
7
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横井 信
あるがまま蛙は歌うそれぞれの音色に揺れる雲多き朝
16
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幸子
天空より層をなしつつ雲の湧き その筆自在に操りにけり
10
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詠み人知らず
グゥグルのストリィトヴュ当りまへ 「見知らぬ街」いま絶滅危惧種
3
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藍子
過ぎて行く季節の速さに残された我だけぽつんと置き去りになる
16
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糀
趣味じゃない本の次作も借りる理由なんてきっと断れないだけ
3
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詠み人知らず
競うなら落ちるばかりと知っていて整理券だけ貰いに並んだ
7
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