詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
元親兄貴
鮮やかなイルミネーションとコラボして 鋭く光る夜空の月よ
7
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新座の迷い人
思いでの 野火止め川に 来て見れば 僅かに二輪 山吹の花
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夢士
懐かしの歌声聞こゆ耳の下眠れぬ夜るの深夜便かな
12
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へし切
しがらみに流れもあへぬ憂き身かなままならぬ世よままならぬ意よ
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滝川昌之
冷えた手をストーブの上で暖めてまた洗い物 「勤労感謝」
21
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石川順一
髭剃らぬ身分で聞こえる皿洗い氷をとる音行き帰りかな
11
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石川順一
稲荷寿司中にはシソや鮭が入り遅めの昼餉お菓子も食べる
11
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ななかまど
いろいろの落ち葉ほどよく重なりて今年の禍福あざなえるごと
11
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コタロー
ヘルメット原附に掛け畑には農夫が一人土を弄れり
8
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コタロー
休日の人氣の居ない哺育園鴉の群れが遊具で遊ぶ
9
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コタロー
柿守る案山子は孤獨いつまでも風に吹かれて文句も云へず
10
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舞
枯れ桜降り落つもみじ敷き詰めて秋の彩る木漏れ日の道
14
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秋日好
培養土袋を積んだ一輪車立ち往生しぬかるみ横転
10
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蔓葵
木枯らしも心ありけりむら雲のはれて木の間に三日月のかげ
10
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千映
若い時色々あった恋ばなを紙袋に入れ紐を掛けます
14
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みなま
愛という言葉忘れぬ唇よもうあきらめよ五歳の過ぐ
11
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夕夏
すきではじめたうたじゃないあなたしのんでこころのすきまうめるため
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吉野 鮎
軒先のさかばやし久し吊られゐて茶黒きたまのこの年も古り
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吉野 鮎
後繼の絶えて廢業酒造元軒に吊るさかばやし古び茶黒きままを
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吉野 鮎
丈高き海鼠壁藏小窓からショパンの「革命」微かもれ來
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