白川剛のお気に入りの歌一覧
紫苑
花開く稲にし思ふ十重二十重踏まるる民よしなやかに起て
10
もっと見る
あそびくも
秋風に君が梳き髪ゆらぐたび切なく翳るぼんぼりの月
20
もっと見る
浅草大将
秋来ぬと聞けばなほさら月浪の和歌の浦をば尋ね見まほし
13
もっと見る
七色コイン
夢を見ぬ男も一つ夢がある それは世界に平和来ること
16
もっと見る
白亜
幸せも涙のあともうつしとり 夜ごと連なる月の満ち欠け
19
もっと見る
恣翁
置き去りの 箒の柄から 巧妙に 糸張り渡す 蜘蛛見つけけり
21
もっと見る
紫苑
胸底に熾火の如く隠れ萌ゆ我が曼珠沙華何時咲き狂う
18
もっと見る
舞
迷い出でアスファルトにて干されたる吾が影の内蚯蚓一匹
7
もっと見る
まるたまる
「くだらないコバルトブックは嘘の恋」君はまだたった17だった
9
もっと見る
恣翁
鴉群れ 芥に混じる 無花果を 人も恐れず ただ啄めり
22
もっと見る
光源氏
水向けのうつつごころに花を折り心殘りに泣き暮れし夜
8
もっと見る
白亜
箱に詰め 投げ棄てられたあの日から お前も大事な 我が家の一員
3
もっと見る
紫苑
俯けるヴェールの陰のまろき頬たひらかな世を謳ひ笑ままほし
11
もっと見る
あそびくも
つないだ手若き腕の行く末を穏ひし空へ鳩よみちびけ
14
もっと見る
舞
ひと夏を鳴きて骸ろの蝉の声降るを受け留む歌と思えば
11
もっと見る
七色コイン
滅茶苦茶な親父だったが親方としては密かに尊敬してた
21
もっと見る
浅草大将
風ふけば花に露ちる朝がほはむべ秋ぐさのはじめなりけり
20
もっと見る
粕春大君
信太なる葛のうら風うちやみてさやけき月の雲間より出づ
27
もっと見る
螢子
ねむれずにツィートしてる午前4時勝手にエアコン入った不思議
7
もっと見る
あそびくも
雲の峰はぐれてあそぶ徒然に群れさだまらずはや秋たちぬ
14
もっと見る
[1]
<<
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
>>
[31]