五穀米のお気に入りの歌一覧
紫苑
やはらかきをとこと見えて主張するバラク・オバマの目は笑はざり
10
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デラモルテ
あなうれし千の拍手を頂きて思ひ新たに研鑽を積む
13
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デラモルテ
やうやうに指の皹割れ柔らみて春の來るをこの身に感ず
6
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デラモルテ
藝術は目覺めし者の技なるや眠れる吾を起きよと誘ふ
18
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詠み人知らず
きらきらの耳触りよい語を集め 混ぜ て並べるショー トなソング
14
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舞
万葉を繙き旅す千年の名も無き者の歌一首へと
7
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詠み人知らず
菓子じゃなく弁当でもないコンビニに 人を見にゆく 独居の深夜
18
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みなま
前髪のピン止めむしり息をつく面接試験終えし娘は
16
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紹益
編成を 組んだ鶴らが 北へ行く 冬に別れを 告げる旅立ち
20
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デラモルテ
なめていたやつぱり冬をなめていたどうにもならないどうにもならい
18
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へし切
若ければ春を愛する人となりこころ焦がして恋するものを
29
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からしニコフ
アジアンとアフリカンとのやり取りは日本語 原宿吉野家の昼
11
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詠み人知らず
今きみが北極星になろうとも 働いている クソ以下の俺
12
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小林道憲
ラジオから聞こえし歌に涙ぐむ 雪降る街の遠き思い出
21
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詠み人知らず
強風は無月無人の遊園地 おどるマイケル 走るジャクソン
20
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紹益
残寒の 思いがけない なごり雪 思い出すのは ブルートレイン
18
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デラモルテ
何を成し何を成し得ぬわが人生闇は答えず雪の降り積む
25
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紫草
早々と席立つ人の翳の濃く皿はよごるる不機嫌の跡
18
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デラモルテ
絵を見ればこころ和みて安らぎぬ凡てを許し滿たされる時
10
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紫苑
足くびをあらふ片瀬の浜の辺にやさしみいとふ片貝の艶
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