あそびくものお気に入りの歌一覧
小山 薫
河岸の菜の花手折る君の手に春の足音共に響きぬ
5
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詠み人知らず
愛してる証拠ってやつを見せやがれ地の果てまでも追いかけてみろ
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詠み人知らず
帰り来る日向の匂いの少年の「今日ね僕ね」が楽しみなのだ
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風蘭
ともにあり季節を愛でた日のことを置き去りにして春はまた来る。
27
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住川幸
動揺と共に巣立ちぬ少女らに花束代わり、と師の桜餅
3
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伊藤真也
子供らに奪い合われて夕闇に伸びるよ伸びる猫どこまでも
6
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まるえふ
休日のサービスエリア左に見 吾ハコバンと現場へ走る
11
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半格斎
耐へてこそ花の色香やいや増すと木々の芽吹きのままならぬ今
16
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横雲
君がためたおれる枝に春の芽のかくも優しく陽に揺るるかな
14
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紫草
髄脳がきつい疲れたと訴えてチョコ食べました舌で融かして
8
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悠々
歌を詠む力は歌を讀む力佳き歌を讀み佳き歌を詠め
16
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悠々
ほしいまま色をむさぼり枯れ果てて翁見上げし花の雲かな
12
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大獏
庭の香に花吸い鳥は迷いきて無垢な子猫の誉れとなりぬ
11
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ふきのとう
休日のローカル電車に乗りあわす人はそれぞれ何をもとめる
17
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もなca
亡き父の好みし薔薇はいっせいに空に向かいて若芽伸ばしおり
7
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半格斎
み渡せど雪野が原に花影のなきぞ哀しきにび色の空
17
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舞
味噌の濃いも薄いもカミさんの味に馴らされ早幾年か
13
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恣翁
老い果てば 悠々自適に暮らしたし 然れば我こそ 恣翁と名乗らめ
18
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元円
山櫻ひとに隠れて発つように夜半の風に人知れず散る
6
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浅草大将
朝ぼらけ霞がうらをゆく舟もはるはほのかに見え隠れつつ
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