inosannのお気に入りの歌一覧
只野ハル
退職しはや六ヶ月気が付けば親の介護が仕事のように
2
もっと見る
只野ハル
天引きの頃は実感なけれども納税通知ずしりと重く
4
もっと見る
風橋 平
黒革のベルトの時計外し置く溺れるための湖が欲し
7
もっと見る
春咲
君がため なぐさむ言葉 しぼれども 雫となりて ただ落つるのみ
40
もっと見る
くるーぶB
「とりあえず」 ミスったときの言い訳を封印しよう 成し遂げるまで
1
もっと見る
芳立
夏が来るまへにお腹をしぼるのと不敵に笑ふピノコ(十八)
5
もっと見る
コロ助
父の日にユニクロあげる度胸なし我が財布には風穴吹けり
2
もっと見る
たんぽぽすずめ。
切れるまで三百円の縄跳びを跳べて痩せれば安き物なり
4
もっと見る
もなca
水しぶき上げて車道を走りゆく音にとぎれた明け方のゆめ
13
もっと見る
遠井 海
隣席のツインテールの剛毛が振り向きざまにぼくを射抜いた
2
もっと見る
舞
上弦の月入る山の故郷の残れる雪の目に痛き白
2
もっと見る
潮月繁樹
打ち水に風鈴の音に手を握り大の字となり川の字となり
6
もっと見る
みやこうまし
獲得し他と喜びを分かち合う歌を詠みたい貪欲に生き
7
もっと見る
あまおう
痩せてゆく川面に向かい生い茂る夏草さえも冴えぬ空梅雨
13
もっと見る
春咲
嘆きわび 眉ひそめたる 横顔の 細月とて しばらくのこと
15
もっと見る
まがね
車から見れば短い1kmも歩けば長い歌詠い行こう
5
もっと見る
文麿
寢るほどに頭を病める君のため手も足も出ぬ身ぞ歎きなる
8
もっと見る
聴雨
山の辺のつきなき月を眺めつつ音なき雨に思ひしづむる
13
もっと見る
片井俊二
ワイシャツの袖まくりつつ手を止める夏を忘れた青白き腕
15
もっと見る
只野ハル
家呑みはしないと決めているけれどビールを思う暑い空梅雨
3
もっと見る
[1]
<<
1637
|
1638
|
1639
|
1640
|
1641
|
1642
|
1643
|
1644
|
1645
|
1646
|
1647
>>
[1741]