滝川昌之のお気に入りの歌一覧
横井 信
切り株に寄り添い草は揺れている枯れてしまった桜と知らず
21
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へし切
野蒜摘み 春のかほりを味噌和えに 食めば 懐かし亡き妻の味
27
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夢士
明け放つ窓より入りぬ春の香や油断大敵くしゃみ連発
14
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ユキ
実らない 恋の数だけ 増えていく 窓際に置く ハーバリウム
5
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ユキ
重なった 瓦礫の隙間 裂くように 紅い花弁 開いて散った
3
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つちだゆういち
平生を死に抗うが生きることサバイバーのみ払暁を見ゆ
8
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幸子
美しき余韻を深く残すほど我が胸えぐる君の恋歌
19
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つばす
我が家の宝は梅酒十年物桜の下で妻と飲もう
3
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可不可
野佛が街に疲れた眼に沁みて帰る時刻表かすんで困る
9
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詠み人知らず
弦月を眺め思ふは郷の海 美(は)しけき無數の凍て空の星
9
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夕夏
かたくりのはなうつむいてせいそなりいちりんのみをつかのまさかす
10
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幸子
満開の桜に空気染められてひたひたになる部屋の内まで
13
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つばす
幾度なく花が咲く頃別れあり花が散る頃新たな出会い
5
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藤久崇
春闌けて 八百重の花の 枝揺れば 満つ香の風に 鳥も鳴きつつ
20
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西村 由佳里
おもいきり歌うの友は気にしないたとえどんなに音がズレても
5
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もみじ☆彡
逢へばまた 別れのときぞ 巡りけり 花のうつろひ こころ沁むかな
16
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煩悩
開戦と終戦の時のみ響く血まみれのホイッスルを涙して吹け
5
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秋日好
傾向と対策押さえ攻略をするのが粋と思うらしくて
12
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秋日好
パンジーの透けた色味に魅せられてマルハナバチは体躯を下ろす
15
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行宮偏(仮之名)
冷静に観察すべし 敵影を 煩瑣なれども背びれを伏せて
7
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