さいおんのお気に入りの歌一覧
蔓葵
朝がすみたなびく山のふもとよりうすくれなゐの春は来にけり
46
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恣翁
梅が香に酔ひて 笑まふを手向けとす 春告げ鳥は 未だ鳴かねど
14
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舞
あと幾度雪をかたして待つ春の便りのみ聞く二月つごもり
10
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駿
黄昏の 夜に消えゆく 朱光 二無しと言えども 一度でもなし
4
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へし切
春されば 君が手折りし梅が枝に 身は焦がれつつ面影にして
17
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KEN
ふきのたう 噛めばほろほろ 思ひ出づ かの春この冬 あれこれと悔ふ
14
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へし切
侘しさは その時としもなかりけり よる年波と雪とを嘆き
13
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雨夜
梅の花みるひとなくも咲き匂ひ苑の暗暗まろく靜めり
10
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桃山
混む路を遅れてよしといさぎよく心を決めて雨に親しむ
12
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葛城
裏山の竹林をうつ春雨の音高くして闇を拂ひぬ
14
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舞
艶やかな泪の名残り語るのは冴え月のみの遊郭の跡
8
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へし切
徒然と君の居ぬ世はもの悲し はなやぐ春の巡りくるとも
16
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詠み人知らず
夢も見ず 二人して寝て 今起きた 日頃の疲れ 埋めるかの様に
7
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蔓葵
匂ふよりはなのしぐれぞまさりける春風とぢよ四方の関守
13
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名鈴
敷き栲の 枕片去る 床のうち 梅の香りも 君居ればこそ
14
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水無月
梅が香に蜂も小鳥も誘われていよよ賑わふ春よ弥栄
7
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葛城
蛹にて恨み語るか蝶の身の御殿女中に姿似たれば
8
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波端
獨り遠く去らば夕日訪ひ 白く蓮が形と見ゆ西の方
6
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波端
鷹の死に弓取り流す血は黑し ひと日冬薔薇咲くほとり訪ひ
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葛城
夕されば西空はるか浮世繪の色を寫して燃え渡りける
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