滝川昌之のお気に入りの歌一覧
幸子
ながらへて働く時代おそるるも動かずいられぬ刺激にも満ち
15
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可不可
アタシよりワタシと言ふべき時もある ワタクシと言ふべき時も来る
10
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コタロー
枝垂れたる櫻の花が吾の顏へ薄紅色の香りを運ぶ
12
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恣翁
ふるへつつ 固く閉ぢたる蕾にし 今宵くちづけ 囁く「ジュテーム」
19
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紫都姫
会える事 何とはなしに 楽しみと それが君との 始めなりけり
8
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舞
蝶々を今日見初めたる卯の月の春の始まる北の国にも
15
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夕夏
すんでるせかいかちかんがちがうようだねすたーうぉーずのようだとも
4
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び わ
息子等の元気あふれる商いによかったなーと胸撫でおのし
6
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つばす
楠が緑彩かに衣替え心の染みも晴らせぬものか
8
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KEN
ただ靜か こころひとつも 殘さずに おぼろ月夜に 止めどなく散る
20
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クロネコ
遅咲きの 雪華の白きを伸ばしては 一色染まらぬ桜よ際立つ
9
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まぽりん
巴里の河みづながれゆく鐘の音のたかき塔よみがへりなむ
28
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横井 信
人混みに杖を持つ手が震えてる見上げる空に霞む弦月
18
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へし切
風にのり大空を翔るおおわしの気高きこころ君な忘れそ
24
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リクシアナ
明かすより秘めたることの多かりき墓無き吾のパンドラの箱
22
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青き銀椀
草枕旅寝の夢にクレマチスさがして上る螺旋階段
15
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うすべに
ゆっくりと 花の下道ふたり連れ 白髪を飾るうすべにの雪
16
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可不可
花衣ぬぎ捨てながら今ひとへ 初夏まねく浅緑色
13
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西村 由佳里
いつまでも横断歩道の前に立つ話が弾んで青を逃して
6
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詠み人知らず
柔らかき陽に包まれむげんげ田の幼摘む花いと愛(いと)ほしき
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