ななかまどのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
来年は より良き年を 欲張りて 餅はいつ焼く 気ばかりはやる
7
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聴雨
時雨やみ睡蓮鉢の底ひまで棲むもののなき静けさを知る
11
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秋日好
薄明に鍵光りおり裸樹の枝もまばらな庭の片隅
10
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滝川昌之
四年分、歳を越すよな意気込みで蕎麦屋がパートとバイトを急募
17
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しきしま
吹く風を恋の使ひと姫椿今ひとしほの花の色かな
8
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睡密堂
また年が暮れていく街の灯りが悲しみさえも輝かせてる
7
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うすべに
手を貸してくれてもいいのに ひだまりの猫のひげにも第九のメロディ
13
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横井 信
締切にきっと間に合う終わりまで走り続ける年の瀬の朝
12
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敦希
青天に浮かぶ笑む口 既讀無視 昨夜の同じ面には搖れて
7
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茂作
枯れのこる莖まばらなる紫陽花の 寂しき庭に霜降りにける
16
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舞
妻なりの家片隅にささやかなジンクスありて幸あれかしと
10
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詠み人知らず
甘い芋 タレを絡めて ごまを振る 大学芋の 蜜の輝き
9
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詠み人知らず
水滴の ぽつりぽつりと 寒き音 流す水触れ 洗う赤い手
4
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音蔵 雅秀
粘り増す餅に遊ばれ および腰 もちつきの様 ふと思い出す
5
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KEN
冬至の陽 外壁時計に射し込みて 集ふこびとの息こがね色
12
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トウジさん
スーパーはノエルと年始競い合いあがけど出れぬブラックホール
7
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へし切
芳しく柚子の香のせて冬至る心おだやか静かに暮るる
16
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聴雨
墨の香の漂ふ古書をめくる指たをやかなりて生誕の日に
11
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滝川昌之
室外機動いているか独り身の近所の老婦の無事を視る朝
21
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うすべに
枯れ枝の風切るおとのきれぎれに 石焼いもの笛とどく夜
11
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