悠々のお気に入りの歌一覧
村木美月
手をつなぐことさえいつもむずかしい 触れた指先 時間よとまれ
18
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村木美月
ぎゅっとして抱きしめようか十字架を背負った君の痛みもろとも
25
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村木美月
だとしたら想いを何処へ置きましょう 恋だとしたら愛だとしたら
26
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村木美月
抱え持つ寂しさの種こぼれ落ち君に拾われ花を咲かすよ
17
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紫苑
あだし野は凝縮したり 曼珠沙華 芒いっぽん籠にいけられ
5
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水葉
零れ落つ裾広がらぬ彼の人の亡骸守りて永久に燃えたれ
3
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紫苑
紫陽花の一枝咲きたり遅れ来し隅田の花火は寂しかるらむ
6
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虹雲
真昼野の線香花火マンジュシャゲ遠く降り来る狐の嫁入り
4
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浅草大将
霧雨の煙る別れを雨煙別消えた駅の名見て思い出し
7
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たんぽぽすずめ。
初恋の味のようだねオレンジの酸味の効いたキットカットは
7
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紫苑
あさましな弱さ隠せるふりを見せ慰め乞うる己がこころは
6
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浅草大将
秋風に寄せくる浪のあと見れば紅葉ぞ雲とかかる月影
8
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螢子
パンパンと帛紗さばきの音決まり稽古すすみぬ松風の中
6
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螢子
木犀咲き紅葉始まる山間のログハウスで聞くミンミンの声
4
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たんぽぽすずめ。
携帯の充電コードを噛み切られインコとスキンシップを増やす
7
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たんぽぽすずめ。
二本だけ団子を墓に添え 母と「げん」を担いで一本もらふ
6
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たんぽぽすずめ。
この星が消えても僕は遺伝子の君を探して 宇宙で生きる
24
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たんぽぽすずめ。
意味深な五本の塚に建てるのは我とあなたの自由な短歌
6
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たんぽぽすずめ。
「百年続きますように」五月雨へ行くはなみずき見るたび思ふ
4
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たんぽぽすずめ。
いずこより届いて四季の樹々揺らす風も恋路の一つと見ゆる
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