幸子のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
夜遅く帰る子供に慣れてきて慣れることない妻を気遣う
112
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朝野沙耶
思ひ出の空き地に白いビルが建ち消え行く君と僕との証拠
12
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朝野沙耶
夏夜にもしのぶ想ひはつもりつついづれ溢るる秋を恐れて
12
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朝野沙耶
黄昏に追はれ怺える常夜燈照らしてくれるな我が恋の路
12
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詠み人知らず
本当の気持ちの1・1倍の声で謝る遅刻の電話
16
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リクシアナ
夏衣を掛けた衣桁に秋入梅とおさぬ袖の露草の青
23
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へし切
変わりない? 何も用事はないけれど 聲が聞きたい 親子の会話
22
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可不可
リボンみたいな水着を一緒に撰ばせて 困らせたいな 兄貴がゐたら
8
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ひよこ豆
風の吹きもぐらを避ける風車畑にポツンと周り続ける
14
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工藤吉生
キスをする距離のふたりがオレのいるあいだはせずにいてくれていた
10
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ななかまど
草生えしままの捨て田や活計跡かすかに残し夏終わる村
8
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滝川昌之
満ち潮に河口は海とせめぎ合う淀めば滲む入日浮かべて
24
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可不可
女子むれてノッポしかも性格ブス 私を狙ひ撃つか ゼウスよ
7
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バロンマン
卒業式 裸で駆けた君がいた語り継がれる伝説の王者
12
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バロンマン
学祭で必死に演奏したギター僕等は捧ぐ音楽を君に
16
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コタロー
花の香の誘ゐに群れし熊蜂の中に秋蝶ひとつ密吸ふ
16
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コタロー
炎天の働く人を眺めたる裸婦像の眼に汗か泪か
10
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コタロー
庭先に朝顏やうやく花咲かす小さな藍をになびかせ
7
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コタロー
まるちやんや友藏の句が見たいのだ悲しみなんて誰が見るのだ
8
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舞
おろかなる歩みであったと顧みる夜の静寂に時刻む音
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