五穀米のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
見上げれば月読命優しげに 悲喜こもごもを見守っている
8
もっと見る
詠み人知らず
冷気あり夜明け前からヒグラシは 哀し哀しと無常を歌う
26
もっと見る
浅草大将
忘れ草拾ふわが身をみすずかる信濃が牧のうしとこそ思へ
11
もっと見る
光源氏
書くばかりあれやこれやの言の葉のちりかふ部屋で我疲れ伏す
16
もっと見る
工藤吉生
グレゴール・ザムザの濁点それぞれが八方向へ這う焦げ茶色
9
もっと見る
詠み人知らず
プリウスで物足りないと言う君に 大人の車 サムライエックス
5
もっと見る
あまおう
はらはらとひるがえしては悩ましいうちわと浴衣きみのくるぶし
12
もっと見る
紫草
胡麻炒れば胡麻は賑わに語りけり噂話は内緒にあらず
14
もっと見る
舞
短か夜の夢や現や入る風に清げに揺れる風鈴の声
12
もっと見る
紫草
夕茜山の稜線際だたせ還りたくなる先は何処ぞ
16
もっと見る
桜園
父性もつ人にいつも惹かれるは早くに父を亡くした由縁か
15
もっと見る
詠み人知らず
たなびける雲井の闇をはらひつつ影は糸月やまぎはに立つ
19
もっと見る
桜園
久方の慈雨に濡れしコリウスの葉の瑞々しすべりくる光に
13
もっと見る
光源氏
冷泉の学び舎のあと手をあはす地蔵菩薩は蓮につつまれ
14
もっと見る
どるちぇ
君色に塗り替えられて行く日々は オレンジの朝 マゼンタの夜
10
もっと見る
ふきのとう
今にも降りだしそうな空あおぐわれの心も晴れるを知らず
11
もっと見る
みやこうまし
空蝉の道辺に目立ち蝉しぐれ鳴り止まなくてしばらくは夏
11
もっと見る
詠み人知らず
夏枯れのサフィニアの横 冬枯れの折り鶴ランがそっと芽を出す
7
もっと見る
せいか
去る人は追わぬが花の沙羅双樹 髪染めせんと薄く櫛引く
4
もっと見る
工藤吉生
焦点がオレからずれることがない 部屋のパズルのモナリザの目の
10
もっと見る
[1]
<<
133
|
134
|
135
|
136
|
137
|
138
|
139
|
140
|
141
|
142
|
143
>>
[149]