夢士のお気に入りの歌一覧
水ノ衣
鉢植えの丈高し緑埃取り丁寧に拭き喜び感ずる
14
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あまおう
ピアノ弾く ほそき背筋に 見とれたら グラスの氷 からんと拍手
36
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あかる
星も出ぬ標なき夜にただよいし 舟にゆられて夜明けを望む
7
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へし切
涼しげな絹ごし豆腐の冷や奴夏の暑さをしばし忘れて
35
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芳立
梅雨ちかき便りの空は降りあへで傘ひと色もまだ咲かぬ街
7
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詠み人知らず
山あいの小さな宿の老犬は看板犬の役目を終えた
19
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詠み人知らず
背の高さ8メートルのロボットに電源入れる痺れる瞬間
13
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詠み人知らず
蜜求め働く蜂が生涯に集めし量はスプーン一杯
27
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紹益
梅雨入りに ぽつりぽつりと 蛍飛び 草葉の陰に 寂しく光る
22
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恣翁
絶え間なき陽に 感覚を失ひて 全ては遠き祭りのごとし
31
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芳立
むべ時を翔るなりけりいくそたび夏めぐるとも老いぬ知世は
3
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水ノ衣
日の入りが延びていく日々実感す夏の来る事躰が覚えし
14
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水ノ衣
星光り月も光りて浮かびおり歌人もそうして光り放ちて
16
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水ノ衣
哀しみを或いは寂しさ紛らわし慰むるは歌を詠む事
19
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大埜真巫子.
もうすぐで紫陽花が来る その季節雨の匂いが 連れてきたひと
59
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灰色猫
虹色に 輝く貝殻 集める子 心に芽生える 無垢な美意識
15
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詠み人知らず
缶入りのドロップいっぱい夢があり 仕合わせだけを感じてたころ
17
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詠み人知らず
夫婦って親子を超えて美しい だって死ぬまで他人なんだよ
20
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みやこうまし
八十三 薄き余命を子にすれば 死より気にする やまいだれ
21
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へし切
言の葉の泉のほとり佇めば優しさ溢れ癒されもする
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