ななかまどのお気に入りの歌一覧
夏深
雲間差す光も幾筋朝焼けて行く手仄かに匂い立ちけり
7
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灰色猫
鈴虫の音色が眠る冬の田はまだ暖かいまだ暖かい
7
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灰色猫
まだおまえ散りたてなんだな艶のある林檎のような香りの落ち葉
13
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灰色猫
冬ですねこの一年にどれだけの熱い思いをあたためましたか
8
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灰色猫
生命を枯れゆく花を亡骸を奪い去りゆく秋の風葬
10
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灰色猫
くだらない歌を歌って枯れてゆく鈴虫みたいな人生だよな
13
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里香
願わくはこの仲違い笑い合いとけて流れて思い出となれ
3
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里香
久しぶりにあなたの声を聞きましたとてもあたたかでした夢でした
5
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名鈴
嵐の夜 闇に惑ふて 得し逢ふ瀬 世に密か事 隠ろへ忍ぶ
9
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詠み人知らず
吉備小富士段々の雲あつくのせ師走二日の時雨音なく
16
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水中あやめ
帰らじな人に知られぬ埋み火の消えで再び燃えやしぬらむ
10
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舞
石を持ち追われる者とにたるほど思い出のみの恋しふるさと
6
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蔓葵
風吹けばよその紅葉をかりそめに色づく松もありとこそ聞け
11
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灰色猫
「さよなら」が壊れる前に「死にたい」を何回だって送信するね
6
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灰色猫
国連を叩き壊してこの夜も怒りのギターと炎上するのさ
5
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灰色猫
身代わりにあたしの影が落日の線路に伸びて轢死するのよ
9
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灰色猫
文豪のデスマスクらが飾られた時なき部屋の死人を生きる
6
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灰色猫
不条理な世界を笑う神様へ敬意を込めてマザーファッキン
7
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うすべに
いちょうの葉 砂場で遊ぶちいさな手 拾い走れば黄色いちょうちょ
9
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里香
そう、あの日君は笑ってこう言った 「一緒に老いて詰め放題をしよう」と
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