五穀米のお気に入りの歌一覧
光源氏
つれづれと身を知る雨にさらされて今宵も濡るる戀の浮舟
8
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笑能子
彼是と試して行けば欲も出る程好き濡れ手は引き際肝心
4
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詠み人知らず
正鵠を得んと欲して歌を詠むは端座して実相を思ふに如かず
11
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庭鳥
争いてしるしる伸びる朝顔の産毛ににじむ八朔の光
9
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どるちぇ
夢を見ているのだろうか驚くほど小さくなった母の手を取る
16
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ふきのとう
さわやかに葉月の朝を迎へれば空に響ける蝉時雨聞く
10
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詠み人知らず
母さんは貴方を好きなだけじゃない そんな言葉じゃ表現できない
18
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桜園
あさまだき金魚草植えるわれの背に涼風感ずる葉月二日に
14
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詠み人知らず
はかなくて落つるなみだに溺れつつ月のひかりにくたす仙人掌
9
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ふきのとう
汗ばんだ体を抜ける北風に猛暑忘れて夕涼みかな
13
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詠み人知らず
時に落ゆ松脂よりもゆるらかに終の息嘯の琥珀となるまで
11
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桜園
真夏日を受けて吹き上げる噴水に時おり生まれぬ七色の虹
28
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紫苑
背を向けたふたつの影に挟まれて黄昏の子は知恵の輪をとく
6
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紫草
右の手でわが胸ぐらを絞り込む 噛みしめるとき、念じるときも
15
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舞
冷や酒を吐息とともにまず一杯知る人も無き立ち呑み独り
11
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紫草
中心を少し左にずらしたら心のバランスとれる気のして
10
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あまおう
夏空に高い高いと愚痴を言い鰻のぼりの熱き丑の日
15
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ふきのとう
暑き夜に熱き競技を観戦すわれら夫婦は声あげながら
10
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詠み人知らず
熱風を意味なく追い越し駅までを 追われるように急ぐ群衆
15
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風蘭
降りそそぐ如雨露のはじくしたたりが作れる虹の国に住みたい
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