石川順一のお気に入りの歌一覧
あゆか
ひこぼしとおりひめが無事会えるようスーパーの短冊に書こうか
11
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たな
衝撃が前に突っ込み間隙の長さがいびつで酔いしれた
6
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あゆか
伝説が誰かの事実になるように祈る七夕 オツかもしれぬ
12
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餅町ひなこ
夏の夜のベッドは昼間に似てるずっと続く怠惰のよう
7
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あゆか
ばあちゃんがずっと楽しくすごすよう祈念するより努力しなくちゃ
14
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さへき さうじん
小夜ふけてまだなお暑き わが寝間の西窓がその元兇ならむ
9
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さへき さうじん
ただでさえ寝苦しき夜に揺れありて しばし気になり明かりも消せず
7
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君丸
飛び出すも 野生の覚悟 ほど遠く 人の欠片に こころ救われ
12
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灰色猫
人の目を気にして生きる悲しいね虚構に生きる人形だよね
18
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灰色猫
先駆者に学びながらも常識を常に破壊す狂人であれ
18
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灰色猫
雨靴と水たまりとが出会うとき幼心はよみがえりをり
21
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灰色猫
頑強な安全靴の紐締めて固き線路の砂利を整え
20
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KEN
絹の雨心を包み繭の玉夢は束の間空は群青
6
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関山里桜
先輩を美人と褒め称える君へ(雰囲気だけよ)無言の悪態
6
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中野美雄
東雲のそら桑の木末にかげ走りぬ うちゅう唯一のときにありけり
5
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舞
梅雨過ぎていかにか越さん夏の日を怖れて向かう半夏生かな
13
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び わ
待ちましょうほんの少しの辛抱で暑さ寒さもそのうち変わる
7
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中野美雄
五月闇あけてさす日に火垂袋ほの明るみて耀ひにけり
7
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なかしぃ卿
かき氷その一口が水となるその瞬間の儚きふわり
3
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なかしぃ卿
ちはやふるお客様をば神様と呼べど中には疫病神をり
3
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