あふひ*・○・*のお気に入りの歌一覧
恣翁
あたふたと 白き食パン銜へつつ 靴を突っ掛け 吾娘の出掛けつ
17
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コーヤ
思い出す日向ぼっこのとなりには甘い香りの水仙語らい
18
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コーヤ
暮れてゆく 心の中の 呟きを今年の歌と 紡ぎ納めて
20
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舞
天の原月の小舟の渡し守乗せて伝えよひとつ言の葉
16
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美津村
神はわが心の内に在るものを外に求めて苦しみたりき
9
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へし切
あたたかな冬の陽ざしに群れ鴨のあそぶ水面に波の輪たてり
25
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みやこうまし
衰えし我が身を 誰に任せるや 腹決め生きん 孤独死 なんぞ
16
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只野ハル
山里の時雨に霞む寒村の破れ案山子が荒れた田に立つ
18
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千映
うたのわに割く時間あり年賀状まだ手をつけぬ吾のだらしなさ
12
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本能寺
言の葉をあやつり作る平文は こころ入らず何も伝えず
17
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ことほ(言祝)
ネジを巻けば生き還る夫の時計また一緒に時を刻める
16
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ゆりこ
もうふたり交わらないと気付いてた君の爪弾く黒いオルフェに
13
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詠み人知らず
雪が降る私の罪を隠すけど 溶ければさらに 汚れてしまう
23
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詠み人知らず
繰り返し聞かされるから慣れてまう きゃりーぱみゅぱみゅ嫌いではない
8
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詠み人知らず
へぇ?そうなん。もう過ぎたんや知らなんだ クリスマスとやら 急いでるねぇ
15
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さえね
雨音は いつも僕らのあやまちを隠すふりして際立たせるの
40
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さえね
とりあえずまっすぐゆくほかないようでほかにみちなきことのたしかさ
10
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たけのたけのこ
白うさぎとらえんとして雪の原足跡絶えて唯我孤立
5
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美津村
トロ箱のメバルを人らうち囲み指をたて声あげ競り始めたり
9
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千映
お元気での言葉の意味が重くなる体調不良の友の増えてく
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