翠燕のお気に入りの歌一覧
舞
黒土の命あるもの踏むごとく押し返しくる柔らな力
8
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灰色猫
人の身は出会ひ別るる悲しみの匂ひたゆたふ零る花なり
16
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滝川昌之
眼裏の桜は遠き学び舎のセーラー服の君に散りゆく
19
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まあさ
自信家の君の内なるストレスを午前三時の歯軋りに知る
82
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横井 信
雨に散る赤い紅葉の枝揺れて頭をよぎる昨日の続き
12
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名鈴
雪増さり 空かき曇り 日も見えず 何を導に 行く先探る
11
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KEN
冬枯れの 槻木の箒で 闇を履く 魔女飛びまはり 星冴えるかな
12
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KEN
北むきの 風鳴く声に 背を丸め 中也のまなこ 打ち眺む夜半
9
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夕夏
あきさめにぬれたこずえのいやましてひいらぎのはなまばゆくひかり
4
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滝川昌之
集いては温み持ち寄るムクドリの鼓舞し合うよな声の騒がし
19
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滝川昌之
そんな服持っていたかと見ないふり同窓会に行く妻若し
22
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名鈴
我が夫に 人の例に 準へぬ 心慰む 言の葉 語らむ
9
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名鈴
年長けば 悩み消ゆると あらませど いとど増さりて 思ひ煩ふ
16
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ななかまど
もみじ葉の今を写せる水鏡あすは小雪とままならぬ季
13
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神戸風見鶏
史と樂に澪を求めて越しぬれど 歌の道には標なしとや
28
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蔓葵
いろふかく染めぬ紅葉はあらし山風もにしきの秋の夕暮れ
15
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片井俊二
木陰へと駆けこむ君と雨宿りドラマのように出会えた秋に
2
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片井俊二
小春日を受けて輝く水仙のか細き影に冬はたたずむ
37
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片井俊二
アルバムに挟んだ二枚のチケットは終わりを告げたひと夏の恋
6
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荒野のペンギン
四、五本の 残れる花火に 火をつけて 終わった事とと 区切りをつける
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