五穀米のお気に入りの歌一覧
桜園
町の中流るる疎水の澄みきたりしおから蜻蛉そちこちにとぶ
13
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みやこうまし
一人しておむすび食べて横になり御所のベンチで浮浪者きどり
13
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紫草
日の暮れのもの音絶えしひと頃をわれは好みて楽しみとする
8
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青鳥
左手を 天に伸ばして 溢れ出る 虚言の粒を 集め微笑む
4
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紫苑
をみなよと云はるる我をとつおいつ祭囃子をとほくに聞きぬ
8
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まるえふ
原チャリで通勤してりゃよくわかる朝のヒンヤリ夕のゲンナリ
11
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浅草大将
哀しみをいはで砕けて寄る浪の夜にしくしく海は泣きつつ
10
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みやこうまし
芝草に松毬転げ遠目には雀が跳びて遊ぶがに見ゆ
13
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紫苑
希みなきルサンチマンに身をよじる 魚眼レンズにひずむ東京
5
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恣翁
石段を 上りし寺の夏草に 隠れて咲ける赤き鶏頭
33
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桜園
夏木立夢中で蝉をとりし子らアキアカネ見つけ追ひていきたり
16
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河のほとり
色かはる野べのけしきは見えねども秋をまづ知る夕暮れの風
18
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光源氏
清らかな月の明かりに身を置けど迷ひは消えぬ夜のうたかた
12
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紫草
どうやってここまでやって来たかしら南国バナナの丸きをなぞる
11
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光源氏
身をまかす時の流れのうつろひにたれや知るらむ深き想ひを
175
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光源氏
白雲は深く大和を覆ひたり心裏の波は静むことなく
5
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いちにのパッパ
窓際に干しっぱなしのワイシャツが抜け殻そのもの夏季休暇中
7
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詠み人知らず
五色塚 願い叶うとガイド言う 平和願えば海からの風
9
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舞
埋ずもれて過ぎゆく日々に彩りの貴女の髪の香の懐かしく
8
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詠み人知らず
閂の横木を抜いておいたから 訳ありならばお忍びで来て
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