石川順一のお気に入りの歌一覧
中野美雄
はるかむかし 波響動もせる切岸に途切れし語り果たさむか きみと
6
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大野 冨士子
この時代 汚濁の粒はナノサイズ 分離できない 1G だけじゃ
20
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中野美雄
まなことづればまたあふれくる朝影の 桔梗きらめくとほき思ひ出
10
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inosann
朝に描き夕には消さんまゆずみで毎日まいにち眉を装う
16
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工藤吉生
神田川かと思ったら梅田川あなたは忘れてオレも忘れた
6
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山崎ふゆ彦
重慶の人と卓球ゆったりと最後は本気の高速ラリー
2
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さへき さうじん
異常気象 今に始まることならで 世の乱れゆく兆しなるかな
7
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まあさ
梅雨雲が 戻ってくると 聞かされて 空蝉のことが 気になっている
15
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inosann
ただ生きるだけでも意味のあるのだが貴方は立派だ 生涯現役
21
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関山里桜
朝顔の軒端に咲ける辻子をゆく赤きポストへ葉書を出しに
8
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詠み人知らず
器には確かに居た人の足跡縄編むように時も編まれて
3
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詠み人知らず
満月の飛び出した藍の器にばれないように杏酒注ぐ
2
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児島白汀
同級会 友等の語る海外に 想い馳せしは 果てなき大地
2
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餅町ひなこ
最近どう?仕事は彼氏は結婚はねむりつづける ねむりつづける
6
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関山里桜
髪を切ることに決めたの 少しでもあなたに惜しいと思われたくて
6
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むらさか
ひそやかに君の背中の手を放す 僕でなくとも、君は救える。
12
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へし切
夏なれば山響むまで鳴る神の名のみにあらずあな忌みじかり
27
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滝川昌之
会議中 「あのー」 の数を正の字に一つ加えて飲み込むアクビ
27
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紫草
これで仕舞いこれで仕舞いと雨しぶく宵夕の雷狂い猛りつ
14
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ゐわむら
逢はざれば惜しとも思ふ匂ひあり吉野の山には鹿ぞ鳴きける
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