KENのお気に入りの歌一覧
ひげじぃ
冬木立、鵯群るる細枝を黒く映して寒月凍てり
19
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名鈴
折につけ 君を思はぬ 日とて無し 月雪花を 見れば更なり
26
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舞
天体の球のたわみの地平へと夕陽は遠く十勝雪原
17
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滝川昌之
気忙しき歳の瀬の街 事故処理の警察官の外套厚く
16
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うすべに
青空に北風はこぶ白い花 雪国からの友のたよりと
12
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恣翁
船腹の丸窓に洩るる灯火ぞ 魚の眼のごと水面に光る
12
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へし切
Tokyoの五輪の闇も明けぬまま 冬季札幌 懲りない人達
14
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ななかまど
いつのまにかマスクの顔の世の声は乾いてきたり疫病すすめば
8
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舞
ぬばたまの 乱れて堕る くろかみを かきあげさらす 染まるかんばせ
7
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舞
時経るに減っていくもの増えるものめぐり来る四季めぐる思い出
14
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滝川昌之
この年の答え合わせをするように次の手帳に写すあれこれ
16
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橘
世の中を同じ生きるに憚らず人は踏み台人は梯子と
12
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横井 信
雪雲をそっと運んだ北風をじっと見つめて飛ぶ冬の鳥
12
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茂作
大和川上る異國の教へには 臣を惑はす毒を含めり
16
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紫草
彼の人の今日一番の捨て台詞アルコール吹きかけティッシュで拭う
8
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名鈴
待ちながら 雪気に曇る 空仰ぐ 一人身にしむ 冴ゆる北風
20
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へし切
聖なる夜 ひとり祝うか コンビニのショートケーキに ユーミンの歌
17
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うすべに
夜更けには雪になりそう 寄り添ってあいあい傘ゆくイヴの街角
10
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横井 信
草むらにそっと近づく足音に寝ぼけまなこであわてるスズメ
9
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ななかまど
しなやかに重みをかけてゆく雪のしなるこぬれの赤き南天
17
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