さいおんのお気に入りの歌一覧
藤久崇
哀れにも 妹も友らも 無き秋に 蝉こそ独り 狂い鳴きつつ
7
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葛城
湧き寄せる鱗の雲の幾千に載り帰りませ八百万の神
8
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詠み人知らず
小雨降り ベルの音に 走るドア 傘が折れるほど 抱きしめた夜
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河のほとり
秋立つと聞けばや夕べなにとなく空のけしきのあはれなるらむ
13
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詠み人知らず
雨が降り 空が泣き出し 寒さ増す 彼の休みに 二人でこもる
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名鈴
いと早く 気色立ちたる 櫨紅葉 山の染むまで 残りな散りそ
11
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名鈴
さ丹つらふ したふ山々 薄紅葉 雨の後には 濃く色付かむ
10
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KEN
枯れゆくも 月の明かりを 滴らせ 風と舞ふかな 穗垂る蘆原
11
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茂作
畑道に殘る紫蘇の葉露しげく 衣を濡らす朝寒のころ
16
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河のほとり
いかでかは立ちかへるべき葦鶴の音にのみ泣きて恋ふる昔に
10
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名鈴
かけまくも かしこき神の 御座する宮 外玉垣より 祈り奉る
14
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葛城
いち早く散り初めたりし老木の櫻紅葉はただただ降りぬ
14
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音弥
喫煙の肩身の狭さもありながら値上げ値上げで財布も音をあげ
10
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ななかまど
白鳥の首寒そうに川はありわれの息より白き朝霧
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へし切
秋山のしたへる妹を恋ひしのぶ紅葉づる山を眺め暮らしつ
12
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名鈴
言の葉に なさざる思ひの これかれを 今こそ君に 降り積もらせめ
12
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名鈴
長き夜も 君に思ひを ささめくに なかなか足らず 湧き出づるにて
13
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名鈴
松虫は 月出でずとも 鳴き渡る 我如何にせむ 君の無きよに
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詠み人知らず
心知る 頑張る君に 針を刺す 頑張れなんて 決して言えない
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ななかまど
多様性の錦の御旗きにもせず荒野謳歌の泡立草よ
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