さいおんのお気に入りの歌一覧
名鈴
朝月夜 真赭の薄も さ寝ぬらし しげくも露を 置きて伏したり
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名鈴
赤ら引く 肌になりけり 一度も 日に当てざりし 白きこの身の
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千映2
四季咲きの薔薇も小ぶりに秋の庭陽射しを受けて香りを放つ
5
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へし切
年ふればふるさと遠くなりにけり 如何に在ませし老いし母刀自
15
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ななかまど
飛び行くは硝子の空の向こうかと思いし鶸の旅が終わりぬ
14
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名鈴
人の心 浮き立たするは 数あれど うち寛がする 家こそ良けれ
13
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橘
木枯らしに凍えて枝を離れしか桜落葉の山と積もれる
13
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詠み人知らず
草影で 震えては鳴く 子猫さん 傍ら座り 抱き温める
5
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音弥
しらたまの歯に沁みとおる秋の夜の酒賑やかに友と呑むべし
14
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ひげじぃ
清流の簗にかかりし落ち鮎の空を仰ぎて何を思はむ
14
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葛城
朝霧のあまねく降りて草も木も冷えいりぬかな霜降の候
10
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名鈴
たまきはる この世の限り 君と見し 美しかる秋を かけて忘れず
11
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シダ
あたらよと覚えけむよの遠かれば散る花のかも今はきくまじ
4
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茂作
お大師に會ひたきと云ひ四國路を 巡りし友は常世に逝きぬ
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里香
ぬくもりの 誘い捨てて 眺むれば 身を切る風に 燃ゆる朝焼け
13
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シダ
蟇ひとり冷たき雨の上がりなば何処へかへるも知らじとのたり
6
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名鈴
幾許立ちし 藻塩の煙 今は無く ただ山川の 水の行き過ぐ
12
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ななかまど
シナリオのごと日はのぼり日はしずむあわいに哀と歓はさみつつ
10
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名鈴
来る秋も また来る秋も 居並びて 枝を重ねて 相もみぢなむ
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詠み人知らず
生欠伸 恋に一つも 縁がなく 笑い話やと 人を遠退く
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