KENのお気に入りの歌一覧
Proverbe
人口に久しく膾炙せし名句 今さらながら誰の言葉ぞ
10
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ななかまど
宝石の名を冠すれば塵さえも光まといてダイヤモンドダスト
11
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横井 信
夕暮れにクラリネットを奏でれば風はやさしい正月の空
12
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舞
滿洲の冬風物詩ほろ酔いに語るひとなど偲ぶ夜の酒
16
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恣翁
持て余す長き黒髪 切れ長の黒き瞳に 媚の浮くめり
11
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滝川昌之
通勤にまた日常が始まって夢の宴を欠伸に残し
14
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へし切
この年の初めは 目途を立てたるが 今は懐かし 仕事始まり
11
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うすべに
列の先 浮かび上がらぬ水占に 彼照れわらい彼女は真剣
10
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滝川昌之
駅伝が去れば寂しい沿道のごとく送りし帰省の我が子
18
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うすべに
くちびるの色を宝珠にさしだして ふくよかに追う慈悲のまなざし
10
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名鈴
あらたまの 来る年こそは 恋しかる 遠き雲居の 君に逢はなむ
23
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灰色猫
樹氷にて白く凍った一匹の半透明の子馬と出会う
9
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横井 信
冬の田に長くのびてる僕の影 しずかに過ぎる新春の風
13
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音弥
二重苦の仕事納めの挨拶に最敬礼するオフィス全員
12
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ななかまど
兎も角も事の初めに息災を天に願いて初日を拝む
14
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茂作
初日の出孫が發句を唱へれば 下の句探す良き新年初め
12
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ながさき
国中の あらゆる人よ 軽しむなかれ 大菩薩たる わが末弟を
8
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舞
我が歳と似たるアベック手をつなぐバカらしいのか羨ましいのか
8
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へし切
忍び寄る 六波の気配に迷ひつつ 皆が集ひて祝ふ初春
12
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恣翁
大股に歩く寒き夜 石畳鳴らして響く 高き下駄の音
18
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