ななかまどのお気に入りの歌一覧
茂作
初雪を子らにまじりて喜びぬ 戀しかりける故郷の冬
12
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音蔵 雅秀
あれ忘れこれも忘れる 日々なれど 己れ忘るる 時ぞ恐ろし
6
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西手心黒
正月の残りでお汁粉磯辺巻き届く写真を横目にどん兵衛
7
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継海
ドアを押す我より先に風入る医院のソファー既に座りて
4
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舞
カムイらの白の饗宴一つ夜を街へ舞い降り雪に埋葬
6
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渡 弘道
冬銀河灯りの絶えて東急百貨店流れ星また一つ
3
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へし切
震災の跡も悲しい能登の地に負けず前向け いざ若者よ!
10
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小林道憲
刺繍にて水仙の花作りたり 狭庭に咲かし白花のごと
3
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睡密堂
旅人がひととき雨を凌ぐ駅待合室の外は廃線
11
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痴光山
移ろひて、隆起し、水吹く無慈悲なる神の放恣に能登棄つべきや
3
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滝川昌之
しみじみと呑んで彼女を偲びたい炙った烏賊でぬる燗すすり
17
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水無月
昨夕まで咲きしビオラの花散りて冬将軍の来たるを知る哉
10
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うすべに
あずき煮る湯気の向こうに祖父の影 焼けるおもちの香りがつつむ
10
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水無月
冬将軍情けあるなら北国の被災し町に雪よ降らすな
6
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睡密堂
おしるこの湯気がめがねを曇らせて鏡開きの午後の静けさ
10
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萱斎院
あひみてのやまぬ心と目離るとも くちなば絶えね咲きにほふまで
6
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横井 信
通勤のページをめくるスピードで今日の調子を占う読書
10
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茂作
きて見ればわが學び舎は荒れにけり 庭もまがきも草のみにして
12
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舞
旅人にひとを偲ばす雪の夜はゆるり燗酒イカ炙りつつ
7
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音蔵 雅秀
徒然に 歌詠みおれどなかなかに 思いの内は表せぬもの
6
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