さいおんのお気に入りの歌一覧
名鈴
我等似て 思ふが故に 思ふ人に 恚むことも 言ひ逆へもす
11
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芳立
世の末に動き動かぬかげあらむ銀杏落ち葉はかさりと置けり
4
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へし切
十一月の 今日は冬立つ日にならむ 朝に露おく庭の石蕗
21
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名鈴
紅葉にも 照られぬ君の 面持ちの 秘むる下思ひ 今ぞ知りぬる
18
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橘
好天の秋の紅葉はどこへやら初冬の雨の寒々と降る
20
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コタロー
初時雨に空ゆく鳥も姿消し一日を翼たたみをるかな
11
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名鈴
夜もすがら 時雨に濡るる 袂かな えしも慣るまじ 君恋しくて
13
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桃山
柚子の実の色づく頃となりし折り炉開きに集う晴れがましき日
18
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艸介
今日の雨に散るもみぢ葉を拾ひては 暮れゆく秋をしばしとどめむ
14
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KEN
あるなしの 恋心かは 梨の味 甘さの後の 酸いの仄かさ
12
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朝比奈
遠方の友訪ねくる冬の日のこよなく美味き酒の温さよ
15
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詠み人知らず
深淵に 滑り落ちいく 針の山 刺さる言葉に 神は見るのみ
6
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うすべに
青空にしぐれを連れて来る雲の 速さにとまどう上弦の月
7
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朝比奈
僅かずつ冬めく風に染まりゆく銀杏ゆたかな枝を揺らしつ
12
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名鈴
冬たちて 綴り刺せてふ きりぎりす 涙いと無く くるるばかりぞ
15
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ひげじぃ
枯蓮の茎は寥寥 果てにけり垂氷の尖の露や散りけむ
14
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名鈴
今暫し 留まる秀つ鷹 時来れば 猛かる翼 羽振り去ぬらむ
14
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河のほとり
行く末のうしろめたきに眺むればやがてしぐるる旅の空かな
9
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名鈴
行く道の 手向けの神よ 聞こし召せ 寿詞奉る 夫を護り給へ
15
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ひげじぃ
耳鳴りの響もす夜具に掻いつきてかのひとを見ゆ浅き枕に
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