夢士のお気に入りの歌一覧
芳立
あなたには目にのみ狩らむ乙女らのみじかき裾にももの花さく
6
もっと見る
紫苑
藍いろをうすく溶き入れぬばたまの夜の天空に放つこゑあり
18
もっと見る
秋日好
一歩ずつ歩いていこう 支えられ「心の痛みに包帯捲いて」
17
もっと見る
詠み人知らず
ぶつぶつと硝子を叩く大粒の 雨の不満が 汚れを流す
17
もっと見る
秋日好
早咲きのゼラニューム明日売りだそう週末窓辺に色添えるため
12
もっと見る
恣翁
鶯の鳴き声真似て 児の遊ぶ柴の戸に立つ 黍飯の煙
19
もっと見る
林林
はらはらと櫻の散ればふわふはり花のひとひらそつと掬ひぬ
13
もっと見る
詠み人知らず
集落が祭りもできぬ地になりぬぽつりぽつりと人が暮らすよ
15
もっと見る
林林
花僅か桜は葉たち守られて和菓子屋さんの道明寺思う
11
もっと見る
香月
儚くも美し君が想ひ出も過ぎしゆかば翳る吾が身よ
6
もっと見る
詠み人知らず
道端に吹き寄せられた花びらのかくも哀しや果てたる色が
21
もっと見る
詠み人知らず
卒業はなき短歌なり詠みつづけ老いても若き歌を詠みたし
14
もっと見る
西村 由佳里
春を浴び風に揺れてるタオルたち明日はどこに行ってみようか
10
もっと見る
浅草大将
散りぢりの花のうたげのあとに汲む酒に朧の月のともしび
22
もっと見る
へし切
時忘れつらき浮き世のかへり花ぽつりと咲かば知る人もなし
20
もっと見る
美津村
口論の場から少しへだたりて見ている聞いている愉し面白し
8
もっと見る
みん
乗客のほぼ全員が眠そうで、みんな仲間だ、金曜の夜。
5
もっと見る
河のほとり
わが心雲のゆくへに憧れて足たゆく来つ深き山道を
12
もっと見る
舞
ふたりして玉手箱なるアルバムを開けば流る時のおそはや
12
もっと見る
舞
寂し街遊郭跡とあだ花を語る老女の酒注ぐ指
12
もっと見る
[1]
<<
1181
|
1182
|
1183
|
1184
|
1185
|
1186
|
1187
|
1188
|
1189
|
1190
|
1191
>>
[1488]