夢士のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
葉をめくり桜色した米粒の饅頭を食むお茶もおいしく
12
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詠み人知らず
陽は暮れて途方にくれて闇になり 少し遅れて 君から電話
15
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詠み人知らず
戻らない過去に執着するよりも力の限り今を生きたい
16
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守乃みさと.
死ぬなって生徒に言った私との年の差分は私より生きて
14
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己利善慮鬼
古書店に廻る時間は幾千の澱みとなりてこの手に積もる
5
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月虹
さみどりの街に降り立つ春の風木々の揺らぎに唄が聴こえる
281
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林林
梅の実の赤ちゃんたちが枝々に陽ざしを浴びて夢ふくらませ
19
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己利善慮鬼
春日野にころも打ち立て往く人も今は昔の語りにぞ在る
6
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西村 由佳里
そしてまた季節は巡り受け入れる私のようないくじなしでも
10
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香月
したためし文も滲みて袖濡らし霞む想ひも乾くことなく
5
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ながさき
法華経で 女人成仏 許される 竜女の成仏 前代未聞
16
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成瀬山水
吹く風につぶやき話す寂しさが募る桜も散り切った夜
14
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へし切
街角の横断歩道に立ち居れば 鴉がちょこちょこ 渡るをみとむ
20
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詠伝
望まないアップデートをする為に思い出いくつ捨ててしまおう
11
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己利善慮鬼
黒星が夜空を埋めて跪く私は今も翼無き鳥
5
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舞
こぬか雨今日は休むか去年の巣にひとり佇む妻問う燕
11
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詠み人知らず
いろあせた木馬が回る遊園地テーマはなきが子供ははしゃぐ
10
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詠み人知らず
あちこちで蜂がもぐりて揺れるかなツツジの深き蜜をさぐるや
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秋日好
秋風に追われ都心を抜け出して高尾の山で出会った芳香
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秋日好
ブルーベル水仙に代わり立ち上がる白樺林に空を映して
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