夢士のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ばあさんの買い物の間にじいさんは黙ってぶらり離れて歩く
15
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詠み人知らず
お隣の生活音が聞こえたら 春の尽だと窓がささやく
19
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矢車菊
空想と事実の淡い境目でうたに親しむことばのあそび
15
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詠み人知らず
休日の朝に聞こえるサッチモが 庭の奥へと 吾を導く
18
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月虹
タンポポの綿毛は春の小宇宙旅しておいで次の春まで
73
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林林
一心に繰出し位牌に書く 母の法名逝去日俗名享年
14
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詠み人知らず
白人の男性が抱く赤ちゃんの青い眼で見るママは黒髪
7
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へし切
道の端に叢れ咲く花のたんぽぽは仲良し小好し蝶とたわむる
24
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芳立
ほかならぬ地に落ちたるたんぽぽの綿毛ひとつぞわが身なりける
8
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河のほとり
藤の花にほひふかくしうち靡く風のゆくへにゆかしきや何
12
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葉月きらら☆
溶けてゆくスキの気持ちを閉じ込めた琥珀色した苦い思い出
15
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ながさき
極悪の 提婆達多は 堕地獄の 責苦の果てに 仏と成りぬ
13
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詠伝
ハイターが呆れて言うの白シャツでトマトソースは炒めるなとあれほど
10
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詠伝
夜だけどコンビニスウィーツ買ってこよ誰でもなくて私のために
7
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守乃みさと.
春風が吹いたのでしょう 友達の微笑む場所から夢の香り
21
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秋日好
中学の掃除の時間に流れてたユーモレスクははかどらなくて
15
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舞
柵の中老いたライオン背を正し遠い夕陽を眺め佇む
21
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矢車菊
恋がまだつぼみであったあの頃のきみはレモンの香りがしたね
20
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ハナアルキ
白い塔 ナースコールの止む隙に 怪物たちが眠る明け方
6
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ハナアルキ
田舎町 いつか通ったあの道が 昔と違う見え方をする
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