文麿のお気に入りの歌一覧
夏恋
本当は脆く儚いいしづえの上に辛くも建つのが家庭
12
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紗月
新年の歌を詠まむと待ち構え「いや重け吉事」頭をよぎる
4
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紗月
孫の名を既に忘れし祖父なれど就職祝いに涙溢るる
5
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知久
筑波嶺を左に富士を右に往く関東平野の青き初春
4
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詠み人知らず
あかねさす新年祝う初日の出 輝きわたりて日本を照らす
9
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赤石仙人
佛殿に北斗七星舞ひ降りて開門を待つ人群れ靜か
6
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舞
仕事場に誰が飾るかシクラメン赤ひと鉢に今日気が付けり
7
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詠み人知らず
ちよろづの春をかぞへて命かな今朝ふる雪と根の國のこゑ
4
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もなca
新しい風の匂いに手をのべて夢の続きを追いかけて行く
17
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紫乃
雪化粧 纏う師走の寒椿我が身散るのを泣きながら待つ
10
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詠み人知らず
小雪舞う三十一日十二月 人恋しさと暫しの別れ
14
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市川春水
日陰にも芽立つ野をゆく春駒の地足で歩む めをのすがたも
9
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澤木淳枝
あしひきの やまにたなびく むらさきの くものまにまに はつはるのこゑ
4
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夕 牛
この歌を密かに胸に携えて 君と逢いたいあかつきの道
12
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あかつき
大切にしようと決めたシルバーの指輪の傷を見てすん、と泣く
5
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夏恋
百八つ憎しみの鐘鳴り終わり今年も鬼の一年になる
6
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河のほとり
限りなき世は住吉の松が枝に降る白雪の祈り間なしも
15
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枝戯
一年の一度の仕事覚えたるときはいつかと頭をよぎる
1
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遠井 海
来年は「あたし」を捨てて「わたくし」で生きていこうか九割くらい
19
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枝戯
夕焼けと金木犀の降りしきる石の染まるは秋風の色
4
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