五穀米のお気に入りの歌一覧
桜園
畦の草燃やす煙は白じろと棚引き黄金の田をおおひゆく
27
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紫苑
はなびらに斑を描きける杜鵑草よるの巷に游んでみたし
5
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falcon
秋闌けて日にけに透る子供らのこゑに燃へたつ野辺の篝火
11
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紫苑
にしの空ひむかしの地の逢ふところ飴いろの野に鹿は遊びぬ
7
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恣翁
月色の照らす白壁 前にして 今宵は君と一献遣らむ
26
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南 骸骨
畳の香まだ新しき部屋を借り荷もほどかずに亀の名を呼ぶ
6
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紫苑
秋分けて風の揺らせる木ぬれにし真あかき山帰来みのり初む
6
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恣翁
君愛でし曲を 旅籠に聞きしより 尽きぬ思ひの月時雨かな
26
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光源氏
わすれめや山路にとどむほととぎす見し世にもあらず暮るるみ吉野
5
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ふきのとう
向日葵の枯れゆくなかで秋桜は見ごろ迎へて風にたゆとふ
13
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浅草大将
宿にさへ一夜を濡れてあさきぬの木曽が寝覚の床のさみだれ
9
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舞
流れくる演歌ひと歌聞くままに干しては苦き冷や酒の味
8
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桜園
小さきことに心とらわれ悩む身に今宵のスピカ我にまぶしき
14
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紫苑
みな人のこゑは消されて巨神の眸またたきぬグロリア・アトミカエ
3
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紫苑
音のなき宇宙をゆけばエーテルの匂ひのしたり百色眼鏡
10
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恣翁
カウンターに突っ伏し 酩酊する女の羽織れる上着 半ばずれ落つ
17
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光源氏
身の内に生まれしめたまふ未来とぞきらにつやめく風をあはれみ
13
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ふきのとう
一面に真白き小花広がりて秋空に舞うメルヘンの世界
12
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浅草大将
千曲川あし辺あき風音をいたみこれやこころをさくの草笛
13
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詠み人知らず
強風に紫煙飛ばされ南東へ 吐いた言葉を乗っけていたよ
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