滝川昌之のお気に入りの歌一覧
寝惚亭奥地新吾
夏立てば夏の風吹く鈴鹿なる丘の上より伊勢の海見ゆ
4
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名鈴
日並べて 寝も寝ず狂れ あはつけく 危ふき夜道へ 一人抜け出づ
8
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舞
花のなかオッサンひとり母の日の花予約する多分親不孝者
6
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夏深
手折りにしチューリップを抱きしめる逃げてゆく春の確かにありしと
4
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び わ
さわさわと庭の柿の木風に揺れ目を和ませる豊富な緑
5
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KEN
乙女座に 例へて偲ぶ 遠き春 土で瞬く 丸き綿毛を
8
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横井 信
退屈な小さな部屋を飛び出して入道雲に向かって歩く
12
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うすべに
うつむいた 四つ葉をさがす少年に 花かんむりの少女ほほえむ
8
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山崎ふゆ彦
初夏の爽やかな風吹き通るキッチンに妻 夢の世界で
5
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KEN
吾妻峰の 雪消を伝ふ せせらぎの 声は懐かし 哀しむ程に
10
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ななかまど
ぴーとろり鎮守の杜のぴーとろり記憶のぞけば父はは若し
10
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夢士
三密の空夕暮れて鯉のぼりそっと下ろして戸棚に納む
10
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詠み人知らず
引っ越しが 本当に多くて 母の気まぐれ 友の居場所も 彼に全て消された
3
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寝惚亭奥地新吾
ちまき食べ柏餅食べ祝いけり子無き夫婦に端午の節句
5
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紹益
葉桜の 季節来る度 偲ばるる 若葉名乗りし 君の俤
8
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名鈴
魘はれて 怯え目覚めて 息延ぶが 悪しかる夢の 未だ纏はる
7
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舞
シャボン玉追う幼さな子の手のなかに弾けて消える虹二つ三つ
10
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び わ
常薬の依存離れの訓練す医者への通い最小限に
5
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吉野 鮎
初夏のためらひがちの陽のひかり 爽やかな風の愛しきは汝よ
10
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吉野 鮎
夏たちてわたくしだけのわたくしにながれる風も空の蒼さへ
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