秋日好のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ほうずきと茄子や瓜を供えたりお地蔵様はにぎわしくなり
22
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へし切
夕暮れて盆も近づく法師蟬はや鳴き初めて秋風さそふ
22
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林林
熱湯が手にかかるだけで痛いのに原爆の熱さ痛さ恐さは
17
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もなca
待つという時間果てなく星ひとつ流れ今夜も届かぬメール
19
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都詩
乱気流に激しく揺れる機体より軋み聞こえて身体かたまる
13
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都詩
幼児の泣き声ようやく静まりて機内に短き夜をまどろむ
16
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都詩
抱き合いて波間に揺れるカップルを「真似たいよう」と夫の手を引く
24
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只野ハル
こぼしても時間かかれど食べている母を見守る手を控えつつ
26
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ミミンガ
原爆が黄色だったと知ったから 向日葵見上げ哀しくなった
14
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ミミンガ
灼熱の 今なぜ咲いた シクラメン 日陰に移し せっせと水やる
13
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ミミンガ
明日からのサマーキャンプのお楽しみ 忍者になって手裏剣投げる
13
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詠み人知らず
涼をとる水辺や木陰なき街は熱中症が妖怪のよに
7
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詠み人知らず
一両の模型のような電車にはパンタグラフもかわいくひとつ
24
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三十四
祖母の顔眺めるだけの幸せを初めて知りぬ真夏の病室
18
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コーヤ
野の小道田んぼの稲穂さやさやと夏風受けて涼しげに揺れ
18
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コーヤ
山の道繁茂の草木かき分けて凛として咲くノアザミの花
21
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コーヤ
天然の甘みと滋養成分の甘酒飲んで酷暑乗り切る
21
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風花
庇から濃い影が飛ぶ連れ合いを求める蝉の流しの旅か
15
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千映
鴨川の 等間隔に 座ってるあんなデイトに憧れを持つ
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舞
涼風の京都四条の鴨川の瀬音鳴りくる床の下より
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