滝川昌之のお気に入りの歌一覧
横井 信
目の前をふわり横切るあげは蝶 汗を拭きつつ夏めくひかり
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うすべに
ぎこちなさ からり見守るはなみずき 父と息子の公園の午後
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萱斎院
さつき闇花たちばなの香もあせて 風もかよはぬ袖のしがらみ
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詠み人知らず
若いうち 手を取り合い 年もとった 年寄りになっても 心は新鮮に
4
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水無月
突然に宙に現る大蜘蛛は守護神の如微動だにせず
4
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ryotak
宣言下店頭マスクの品を薄みわが衣手は咳に濡れつつ
11
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可不可
猫パンチってグゥかしらパァかしら 恋の奈落へKOしたい
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ななかまど
夕やみと棚田はみんなわれのもの邪魔をするなと恋路の蛙
12
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秋日好
好きだとて迸る想いの暴れ馬 空しき夢に 徒花散らす
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千葉 甫
朝の窓開ければ雀の声がくるコロナ・ウィルスの無い日のように
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夕夏
うぐいすがこえたからかにさえずりぬなわばりしゅちょういぬねこひとも
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詠み人知らず
出不精のわたし自粛は苦にならず墨の香りに癒されて書く
6
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荒野のペンギン
口開けて 深呼吸して こいのぼり 自由に泳いで 僕らのかわりに
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桜田 武
早春の空渡る白鳥の勇姿旅を楽しみ力みなぎる
8
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桜田 武
ひっそりと咲き誇る今年の桜宴の人なき寂しさに耐え
6
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桜田 武
コロナ汚染に心曇る日々いつもの菜園準備に気持ち晴れ
5
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名鈴
人の身は 水から成れり その内に 響く音をこそ いと聞きたけれ
10
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舞
散るのちに青葉の桜朽つのみのひとの身悼み花ぞ降り来る
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藤久崇
これよりは 種をまくなる 皐月かな 蓮のみ芽や 空へ伸びゆけ
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び わ
風薫る八十八夜野も山も人の世界は吹く風強し
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