夢士のお気に入りの歌一覧
へし切
現実と夢のはざまに僕たちは 迷い 大人の階段のぼる
26
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只野ハル
眠剤を変えてはみれど眠れずに脚がふらつく父を見守る
13
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ハナアルキ
何にもできない手でごめんなさい 春は来ないが爪は光れよ
4
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守乃みさと.
清廉な光を放つ白躑躅君みたいだと思う霊前
19
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林林
ありがとう。優しく、厳しくしてくれて今日の朝日は心に滲みる
19
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舞
黒髪の汚れも知らぬ射干玉を触れる指には罪宿りたる
14
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小林道憲
風もなく樹々の緑の目に浸みて 鳥の声のみ響きわたりぬ
17
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美津村
「あったかですね」言葉をかけて手渡しす日向の縁にまどろむ媼に
4
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みん
目を合わせ、笑い合ったらその一瞬、きみとわたしの世界ができる
9
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恣翁
神木の桂の青葉 髪に挿し 吾子 初めての神輿担げり
27
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あまおう
きみと見る夜空は癖になりそうで 月や星より いいな、横顔
28
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舞
ひと恋て酔う身に優し風吹けど触れるに消える君の香に似て
14
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由縁
満開の小手毬の先 咲き誇る黄薔薇招きて寄り道多く
8
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詠み人知らず
鴨川の納涼床にツバメ舞う懐石のあるうたげがひらく
12
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浅草大将
風に聞く色の穢れもしら百合をゆりのゆり人香に称へつつ
7
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ながさき
題目を 唱えることで 湧き出ずる 不思議な力 全ての人に
20
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詠み人知らず
熊蜂はツツジの蜜に夢心地 甘い香に満ち春もたけなわ
4
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西村 由佳里
泣くことを知らない春の陽の精は干した布団に吐息のこして
5
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詠み人知らず
小手毬よりは大きくて紫陽花よりは小さくてアリスの気分になれる大手毬
8
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成瀬山水
ゆっくりと歩けば聞ゆ水田の畦と蛙の大きな会議
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