KENのお気に入りの歌一覧
ながさき
無償にて 検査キットを 十億個 配布するとは さすがバイデン
8
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うすべに
雪まじり風にながされ飛ぶ鳥も 雲の早さにつばさとまどう
6
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恣翁
単調に雪の降り頻く夜の静寂 あらゆる音を呑み込みぬなり
6
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紫草
一瞬の輝きのために手放したひとつふたつを悔いてどうなる
12
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横井 信
鳥は二羽 風に向かって飛び立った 朝の冷たい駅にはひとり
8
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灰色猫
夏までの芭蕉の蝉が眠りいる凍てつく樹々の白銀の森
11
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へし切
この春に はや丸2年コロナ禍も 事や学ぶる 6波の憂ひに
7
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ひげじぃ
幾幾も真綿のごとき湯けむりを青天に引く湯町遥けし
9
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Proverbe
青柿が熟柿弔ひ 背比べ 似たり寄ったり 大同小異
8
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舞
宇宙の空満てる光りの地球へと降り来るごとく粉雪の舞う
5
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茂作
仕上がりに鏡見せられ納得す 歳相應しき後ろ髮かも
12
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滝川昌之
朝茜 東斜面の冠雪の富士を染めれば眩しき車窓
19
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舞
果てなくに朝日明けゆく青の空風にしたがい雪光り翔ぶ
10
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紫草
咲きそろう水仙の向きとりどりであなたもあなたも素敵と思う
11
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千映2
冬牡丹 笠を被ってひっそりと大人の恋を見ないふりする
7
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御宿川蝉
寒の入り はや蝋梅の花開く 小さき黄花ぞ 蒼空に映ゆ
11
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灰色猫
手爾於葉が正しくなくとも感性が正しく書いた言の葉を詠む
8
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茂作
身に積もる四方の罪科洗はれん 神の息する那智の大瀧
14
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滝川昌之
人情は下町にして「おもうまい」頑固おやじの中華屋にある
17
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Proverbe
さもありぬ 急がば回れ ゆるゆると いかでか近道 遠道となり
10
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