ななかまどのお気に入りの歌一覧
ながさき
「裏金」を 事務手続きの ミスですと のたもう君は 総理失格
8
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横井 信
里山にぽつりと冬の雨の降りはらりと落ちる最後のひと葉
14
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KEN
こいぬ座は程よき高さこの窓辺 老ゆ父母の寝息かそけし
10
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茂作
しもばしら蹈ままく惜しきおのづから やがては溶けるいのちなりせば
12
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舞
雪の上にいたずら書きの子らの描く笑った顔にわれも癒やされ
9
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朝野沙耶
君のこと遠いむかしの思い出にするから今はこのままでいて
13
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音蔵 雅秀
孤独人 うたのわ入りて遊び場の 出来し思いで日々の楽しき
7
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へし切
しのぶれどしぐれ心地に小夜ふけて濡ちぬるかな君が面影
13
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痴光山
寒中にいぶきの垣へ良き陽射し また身を晒しをるツチイナゴ
3
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滝川昌之
ショーヘイに添い寝するのは僕だけとファーストレディーのような「デコピン」
15
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恣翁
仄白く 低き家並の続く道 未明に凍てて横たはるかな
16
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仙人の弟子
昨日の 思い引きずり 集うかな 様々な顔 朝のバス停
7
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睡密堂
流れ寄り朽ちた椰子の実の生まれた浜辺のことを誰も知らない
6
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横井 信
まだ来ない無人の駅の陽だまりに焦る気持ちもゆっくり溶ける
12
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敦希
鍵盤を跳ねる手は肩抱き寄せて頬撫で奏でにわたしは高鳴る
6
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茂作
おどろきて母呼ぶ外の手水かな 落葉を閉ぢて今朝は氷れる
12
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舞
遠吠えも忘れてながく凍て月の冴えた光りに老いた狼
7
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西手心黒
棚並ぶカップラさえも生意気に手に取る吾を格付けようと
5
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トウジさん
ロゼ色に染まる町並み切取ってああもう三十年あとの二十年
7
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桜田 武
大義なき戦に死にゆく露兵の妻よ血涙でクレムリン見よ
7
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