五穀米のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
テーブルにおにぎり二つと玉子焼き 無くなってるから嬉しい限り
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光源氏
長からむ命のほどを如何にせむ風のみだるる浅茅生の露
20
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舞
何処より吾れのもとへと舞い来たる枯れ葉一葉秋の闌けゆく
12
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ふきのとう
静かなる田に響かせるトラクター染まる夕日に影の濃くなり
14
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光源氏
焦がるるは赤き夕日のトラクター恋の折折胸は折折
11
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舞
明か月を愛でては朗がら秋寒露憂さと呑み干す酒さえ美味く
7
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遠井 海
単純に見えてあたしは多面体 何でもわかったつもりになるな
14
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舞
酔うほどに問わず語りの思い出が愚痴となるまえ眠れ男の子よ
12
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紫苑
日を追うて減るあさがほをかぞへつつ巻きひげ揺らす秋風をきく
11
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紫苑
もういちどこゑを聞かせて 今はもう寄せてはかへすさざ波ばかり
10
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浅草大将
染めてゆく夕日の色もながれ果てビルの谷間はただ夜の底
15
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遠井 海
アイスよりホットコーヒーざるよりもかけが嬉しくなって秋だね
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ふきのとう
四十歳を迎えし娘に母として元気で暮らすを祈りゐる朝
8
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詠み人知らず
割り切った食事に限る関係も 外から見ればそういう関係
12
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どるちぇ
八月のどこまでも高い青空に祈りを放つ 聖らかであれ
12
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三沢左右
ふた付きのごみ箱を買う 一番に捨てる予定はおとといの君
10
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三沢左右
新月の夜に星ひとつ 名を問はれ新月の夜の星と答へき
11
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舞
月さえも吾れを裏切る心地して怒かり持ちつつ酔いて寝むらん
8
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詠み人知らず
心を亡くし歌を忘れたカナリヤは 明日の弁当つくっています
14
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詠み人知らず
独居には不思議なアリスの穴がある 白い家電がしゃべるんだぜぇ
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