滝川昌之のお気に入りの歌一覧
ななかまど
放棄田に人耕した跡のこる畔の形につめ草の花
13
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紹益
五輪やめ 皆に配ろう 一時金 青息吐息 日本経済
7
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ryotak
文字の端はダブりにけりないたづらに我が目歳経るメガネせぬ間に
10
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名鈴
長らへて かつて聞かざる 仇に怖づ 頼む人さへ はかなく悲し
10
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舞
子どもらの声駆けめぐる公園に父母も癒やされテレワーク疲れ
4
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び わ
今日もまた家内と二人ドライブす不良夫婦の何時もの遊び
4
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水紫
ひとり病み窓辺も心の空模様誰にも晴らせぬ奥底の闇
6
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ryotak
マジョルカに携ふフーガはロ短調 半音連なる雨だれの音
6
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横井 信
ただ過ぎる時間を待って雨の音じっと聞いてる夜明けのベット
12
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名鈴
菓子焼かる 気配香ばしく うち匂はば 心浮き立ち 雨の憂さ忘る
8
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ユキ
今君が そこにいるのが 何よりも 生きる理由に なりはしないか
7
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うすべに
静けさに大仏さまの石だたみ 鹿のひづめの音におどろく
7
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うすべに
夜の窓 新緑の香がながれこむ 寝待ちの月に葉桜の影
9
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うすべに
目をあげて耳そばだてるほととぎす 雨音の間に響かす初音
4
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ななかまど
アマビエにここぞとばかりすがりつく巣篭もりを断ち薫風を着る
9
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水紫
雨の日に車の窓はすりガラス暇ゆえに描いたへのへのもへじ
6
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詠み人知らず
もし私に 子供がいたら 自由に育む 片手にはいつも カメラをもって
4
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恣翁
合羽すら浸みぬる鬼雨に 意を決し 敗走したり 兵士のごとく
13
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リクシアナ
代掻きの水面を満たす五月空あぜに溢れる蒲公英の花
15
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舞
朽たれゆく花に宿りて虫ひとり幾夜伽して朝別れる
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