夢士のお気に入りの歌一覧
芳立
蛙らは早苗のおくにかすみ立つスカイツリーの小ささを知る
9
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へし切
いにしへの京の都の青もみじ 垂るる葉叢 秋にまされる
30
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風花
女子二人ポケットマネーで連れ行けばかわいい物では済まない額に
17
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片井俊二
別々の道を歩んだあの日から流れる時にふと立ち止まる
9
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林林
はまひるがお 海の気と潮に耐え抜いて 葉茎砂を這い 花 風に揺れ
14
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光源氏
あしひきの深山隠れのほととぎすのちのあしたは雨や降りなむ
19
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芳立
わが知らぬ近きを行けばわが知らぬ風は薫れり国道のさき
11
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舞
銀河ゆく汽車の音する静寂から切符無くした俺の虚空に
19
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秋日好
来たときは更地の花壇 動物園一周したら花一杯だ
7
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秋日好
定年後4人で一緒に暮らそうと言う親友に落ち着く心
15
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風花
立葵重たき花は咲きのぼる頭の上のかしましきかな
18
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コーヤ
黄緑のお椀をふせたかたちして大室山は曲線の美よ
15
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林林
ほんのりと色づき始めた紫陽花は曇と一緒に梅雨の支度を
20
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詠み人知らず
ばあちゃんのあずかり先を話し合うみんなにむかいもう逝きたしと
20
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詠み人知らず
友も皆荊の道を歩み来て青春の日を唯懐かしむ
19
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恵
父逝きし川面は今日もゆっくりと流れておりぬ七度目の朝
32
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舞
何処にでも咲いてるような花でさえ一輪ごとのそれぞれの色
23
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恣翁
気紛れな君が想ひに 山桃の紅き実愁ひ 直 萎れけり
24
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ミミンガ
ランドセル 底の方に 何かある 脱いだ靴下 カリカリの草
18
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詠み人知らず
ばあちゃんが毛糸をほどき編み直し孫に贈るよ小さなセーター
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