滝川昌之のお気に入りの歌一覧
横井 信
真夜中に窓を開けば欠けてゆく月がのぞいて明日はお出かけ
7
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ケンイチ
わたしにも翼をくださいできるならついでに籠から出してください
11
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可不可
投げ捨てられた金属バット いくら磨いても手渡せなくて
7
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つばす
コロナ禍のあとに残るは貧困か 復興という名のまやかしか
3
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うすべに
水張田の面を見つめるあおさぎの かんむりの羽揺らす黒南風
8
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ななかまど
もっちりとミヤマキリシマ花もてば蝶とわれとは行きつ戻りつ
8
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詠み人知らず
愛情も 哀れみもいらず 生きてるだけ 重ねて辛さの 重きを知る
4
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トウジさん
鉄塊を 切り裂くほどの 剣もて 我が戸惑いは 容易く断てぬ
5
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吉野 鮎
つゆしらず行き來の徑に咲く花のなむじやもむじやのもやもやふはふは
8
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名鈴
もし此の世 我一人なら 我が為に 我は歌をば 詠むにやあらむ
8
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舞
朽ちてゆく藤の花房ゆらゆらと揺らし吹く風空の果てから
7
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び わ
遊び人夫婦で今日もドライブに交通事故を起こさぬように
4
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夕夏
あなたにふるさとのにおいかんじたのいまもとおくでおもっています
3
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KEN
たかはたの もんじゆのやまの ぜんていか いにしへまほろば なつゆめのいろ
9
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横井 信
いき詰まるひとりの仕事 開け放つ窓を抜けてく町の喧騒
11
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詠み人知らず
識らぬ間に隙という名の寂しさと勘違いから恋が始まる
4
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うすべに
梅雨めいて肌にまとわる水の色 卯の花かおる水張田に月
7
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白瀬
靴を見る学舎を見るまた靴を見る門を踏み越え波に紛れる
3
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ケンイチ
ちから尽きたはずたつたのに小人どもからくれなゐに虹染めるとは
5
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夕夏
わたしがふるさとをわすれるひいつのひかわたしがふるさとになるひ
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